ジャズボーカル 松田オリビア圭子

ジャズボーカル 松田オリビア圭子のブログです。主にスケジュールのご案内を掲載します。

APImatchの説明動画を作る

9/30の受賞を受けて、api-match.comの概要を説明する動画を作りました。
http://www.metadata.co.jp/movies/api-match071001_3.avi
これが、思ったよりも難航したので今後のためにメモ。

  • Movie Makerは、バージョン違いのMovie Makerファイル(WMVファイル)を開けないことがあるので注意。XPについていたMovie Makerである程度編集したものを、Vistaマシンで続き作業をしようとしたら開けなかった。Vistaでいちから作業することになり30分ほどロス。操作方法や機能もバージョンでかなり違う。
  • 音声データ録音は細かく分けて撮り、画像の入れ替えタイミングと音声ファイルの継ぎ合わせを揃えると、計画したのに近い仕上がりになる。
  • ストーリーと音声台本は8割の仕上がりでとりかかってしまうのがよい。作っているうちに調整や差し替えが必要になるので、机上であまりきっちり決めても思うようになりにくい。
  • 独自フォーマットファイルのときは小さいが、aviにすると30倍くらいのサイズになる。圧縮の指定をしなければさらに巨大になる可能性あり。また、aviファイルへの変換にはフリーソフトウェアを使ったが、3種試して希望どおりに動作したのは1種類(TMPGEnc)だけだった。

音声の録音は、最初はビデオ会議で使っているインカムのマイクを使って、OSに付いているサウンドレコーダーを使ったが、音が小さすぎ。マイクを変えてみても同様だったため、手近にあったEDIROLを使ったらそれなりの音量で、音質もよく撮れた。
これはPCの個性でもあるかもしれない。たしか以前に同じような作業をしたときには、別のPCでの作業だったけれど、小さなインカムのマイクでサウンドレコーダーで充分な音声データを作れたから。(そのときは「なんちゃって動画作成ツール」とサウンドレコーダを使った。ファイルサイズは90秒で160M。今回は3分で50M程度なのでサイズ縮小の点では進歩した)

動画ファイルのサイズ圧縮やファイル形式の変換には、ひとつ使い慣れたツールがあるとよさそう。今回はTMPGEncを使ったけれど、これは試用期間が過ぎたら有料なので、ほかのツールもひきつづき検討してみるつもり。コーデックを内蔵しているソフトとそうでないものがあり、後者の場合は自分で適切なものを(また別サイトから探して)ダウンロードしなければならない。
必要なコーデックがPC内にない場合に、適切なエラーメッセージを出力してくれるようなフリーウェアは少なく、また、ヘルプやドキュメントに期待できる場合も少なく、なにが問題なのかを知るのには結局ブログ検索が力になってくれた。

慣れない作業をすると探索や実験がいっぱいで、試練のようでもあるけれど楽しくもあって、いろいろ刺激を受ける。データ変換にはうんざりしたけれど、多少知恵がついたし。ビデオと音声のデータを切り貼りする作業も楽しかったな。Vista付属のMovie Makerを持っている方は、ためしに起動してサンプル画像で数秒の動画を作ってみてはどうでしょう。かなり快適で手早く、ちょっとステキな動きをしてくれるものが作れてしまいますよ…。