ジャズボーカル 松田オリビア圭子

ジャズボーカル 松田オリビア圭子のブログです。主にスケジュールのご案内を掲載します。

弱った

あとから書いた日記。この日わたしは珍しく弱っていた。
数年に1度、疲れが出たり季節の変わり目だったり気が抜けたりする時期にふと雑菌に負けることがあるのだ。
そういう場合、「あれだ」と思い出したら早急に病院に行き、抗生物質の処方を受けると数日で治るのだけれど、放置すると重くなるのでよくない。

今回は特定するのに時間をかけてしまって、やや重めな展開に。この日の早朝に具合が悪くなり、PCの前にずりずりと這っていき症状を入力。健康情報のサイトやら病院のサイトで紹介される症状と民間治療法などを読むが、当然ながら読むだけでは治らない。また、検索でかなりぴったりあてはまる症状の相談サマリを見つけて医師の回答を読もうとするも、リンク先はYahooヘルス「ここから先は有料コンテンツです、読みたくば毎月300円払ってね」画面で、がくりと肩を落としたりなどもする。
健康関連の記事は体調を崩したときしか私は読まない。そういうときに、役立ちそうな情報の断片を見つけてたどったリンク先でそんなしうちをうけて、有料会員になろうというほどポジティブな決断をできる人はどれほどいると思うのかとかぼそい声で画面に意見するうちに夜があけてきた。

朝いちで病院に行こうと、医院を検索。東京都民には「ひまわり」というお役立ちサイトがあるのだ。
東京都医療機関案内サービス”ひまわり”
住所(か郵便番号)と診療科を指定すると、デフォルトその日で診てくれる医院を表示してくれる。
科の指定も大分類10、その中で数個に分かれた指定が可能。
各医院ページへのリンクがついてる。
また、地図つき印刷ページも医院ごとに出せる(この地図はMapFanWebを使っている)ので便利。
このサイトは固定情報を検索、閲覧するWeb1.0サイトだけど助かる情報源。
(クチコミサイトは、探せばいくつかあるようだった)
どこに行くかを決める要因は、医院のサイトの内容。院内の写真や医院の得意分野、設置している器具名などが明記されているのは安心。当月の休診日などがきちんと更新されているのも好感。
逆に、設立当時に作ったままの、診察券に書かれている内容程度の情報しかない1枚ページのサイトは不安をあおる。近場にそこしかないときは、わたしは電話をすることにしている。


さてそういうわけで無事、朝いちで診察をうけて合う薬を処方してもらって、もう元気ですが。
具合の悪いときにソフトウェアの仕様を考えるのはよくないですね。
どうも考えが否定的になる。ユーザにとっての利便性を思いやれない。新しい要素を楽しむ心の余裕がない。あたりまえといえばそうだけど、自分のコンディションによらず、仕事のクオリティを保てる人に私はあこがれます。

そうでない現状で考えたちょっとましなことは、弱っているときに優しいUIってどんなだということくらいか。
・色使いがおだやかなこと。どぎついと胃にくる。
・字が少ないこと。あと、フォントサイズ大きめが助かる。小さい字の羅列はだるくて読めない。
・操作がわかりやすく、操作の種類や操作自体が少ないこと。
・クリックする欄は大きいこと。カーソルを合わせるのが難しいだけで挫折するから。
うーん、幼児用サイトみたいになりそうだ。ひょっとしたら老人用もそうかもしれない。
緊急時の対処に必要な条件でもありそうだ。あ、緊急対応はどぎつくて構わないはずですが。

この日聞いた音楽:The Koln Concert/Keith Jarrett