ある本を読んでいたらハッカーとクラッカーの語の説明があった。
ハッカーとクラッカーの共通点は高度な技術を持つこと、そしてそれを悪用する意味を強調するのがクラッカーであると。ライフハックが話題になりビジネスになるこのごろ、じゃあライフクラックってなんだろうなんて思った。
高度な技術といのはライフハックの分野だったら何を指すかというと、時間管理、モチベーション管理や心身の健康管理、ファイナンシャルプランなんかも入るか。そのへんの技術があって…それを悪用するというと……オレオレ詐欺?まあそれもあるけど、ほかにもいろいろありそうだ。
中毒性のある娯楽を提供するとか。あとで後悔するような消費衝動を起こさせる販売方法とか。子どもなど判断力をつちかってない人に決済をさせるしくみを作るビジネスとか。判断力、思考力を伸ばさないような教育とか、自分の納税額を認識しにくい源泉徴収税もその要素があるんじゃないか。
ライフクラックの存在や手口に気がつきだすと、それらを回避したり悪影響を軽減する方法もわかる。ライフハックを考えたり学んだりするとき、ライフクラックの発見も意識するとバランスも効率もよさそうだ。