ジャズボーカル 松田オリビア圭子

ジャズボーカル 松田オリビア圭子のブログです。主にスケジュールのご案内を掲載します。

「勝間和代 ビジネス思考力養成セミナー(ケーススタディ道場)」に参加

ケーススタディラソン(音声データとテキストPDFのダウンロードで学習)にはもう数回参加していたが、
やはり会場で学ぶとぐっと効果的だと感じた(35,000円するセミナーだけど、無料招待に当選して参加した。マラソン参加者にはときどき招待への抽選申し込みチャンスがこれまでのところあった)。
参加は女性4割男性6割くらいかと思ったが、あとで会場の写真(勝間勝代公式ブログ12月17日)を見たら女性が多いかもしれない。


3時間で3つのテーマにトライする。これは毎回そうなのだそうだが、財務諸表を読む1時間が含まれていて、これが自分には新鮮だった。ほかの2時間はビジネス思考一般の分野での問題を、フレームワークを意識しながら考えていく。
分厚いテキストを1分1枚くらいのペースで解説を受けつつ、 1時間に実習7つくらい、どんどんこなす。
「スキー教室で講師のあとをついて滑ると、よいコース取りができて上級者に近い滑りを体験できる、というのと似た感覚で、よいステップを取って考えることを体感してもらう内容です」との説明があった。なるほどその通り、ビジネス頭のジムとでもいうような感覚で、爽快感があった。


勝間さんは話が上手で早口。
ビジネス思考の硬い話題に個人的感覚や生活の話をうまく混ぜて、実感を持たせつつ聞かせてくれる。きっと、日々のネタも上手に引き出しに貯めているからできることだ。
話のスピードは「早口が自分のペースと開き直った」との言葉どおり、ポッドキャスト番組(たとえばかつてのBOOK LOVERS)でいえば2倍速くらいの速度、それも充実した内容の言葉でぶっ飛ばしてくれるのが、ちょうど緊張感のあるいい速度と感じ、心地良かった。


それから、リアル勝間さんは、きれいだった。「まねる力」などに掲載の、ビジュアル改善に取り組む前の印象とはやはり違う。本ではかようにステキだけど、実際に会ったらどうなのか?と思っていたが、すっきり、きれいだった。
プロのスタイリストやメイク担当が付いていないタイミングでのことだから、ほんとに、自分の手できれいをキープすることをものにされたのだと思う。


3時間あるから、後半疲れてくる受講者もいると聞いていたが、自分の感覚としてはあと1セット連続しても平気と感じた。日ごろの仕事で、しぶとく考え続ける力がついていることを実感。自分のいまの「考える体力」を客観視できることもひとつ収穫だと思う。


内容についてまとめると、フレームワークを使って考えることのご利益を体感できる (それも、集中する以外にない状況を作って3時間続ける)というのが、 「頭を効率的に高速に使うことを体感する」経験の場として貴重だと感じた。ダウンロード購入した資料だとここまでの速度感、緊張感はないし、毎月3時間分ではないし。ただし、一度参加したら、その場の雰囲気を吸収できるので、なるべくその状況に近くなるように学習環境やコンディションを持っていくという配慮ができるようには、なる。(だから、ケーススタディラソン参加者は一度はセミナーを受講できると、ぐっと効率が上がるかもしれない)
また、常に改善、というのを体現している魅力的な人(=勝間さん)を目の当たりにする、という意味でも ありがたい経験だった。


なお、セミナー開催翌日に発売の「結局、女はキレイが勝つ」についても言及あり。うわーなんという題名、と思っていたらやはり意識して選んだ題名とのこと。この本もたいへん楽しく読んだので、別途書きます。


それから、セミナーで進行役をしていた、(勝間メルマガ購読者にはおなじみの)上念さんも来年、書籍を出されるとのこと。たしか、2月で、題名は「デフレの何がいけないか」というようなものだったはず。間違えていたらすみません。これも楽しみにします。