ジャズボーカル 松田オリビア圭子

ジャズボーカル 松田オリビア圭子のブログです。主にスケジュールのご案内を掲載します。

XMLコンソーシアムDayでapi-matchについて発表

XMLコンソーシアムの年に一度のイベント「XMLコンソーシアムDay」で、サブテーマ「ユーザ主導のためのXML」と題したWeb2.0部会の発表のうち、「マッシュアップの舞台裏 〜作ってみてはじめてわかったこと」にて発表しました。
マッシュアップアプリを作ってみようとするまでは、APIの存在をどうやって知ろうかとは思わないし。似たプロフィールのAPIのうち、自分が欲しかったものはどんな特徴を持っていたか。コンテンツ系ならデータの量と質とか。稼動の安定性とか。それらの情報は見つけやすかったかどうか、なんて話も。また、使ってみたら残念だけど活用しにくかったというのはどんな場合か、など。そしてその経験を活かしてAPI検索・比較機能をapi-match.comに入れました、というような話なども。

この会ではAPI提供者も参加してのパネルもあり、自分自身も参加していながら、他の方々の発言や質問を聞いていてとても興味深くて、いろいろと刺激を受けました。API提供者があえて無料でAPIを公開する意味は?ビジネスモデルはどうなると思う?なんて具体的な質問もありました。答えはシンプルには決まらずケースバイケースだけれど、たとえばコンテンツ系APIで、あるデータの呼び出される回数がこれまでのいわゆる掲載ページPVに当たるようなモデルはあり得るし。API単独で考えるのでないビジネスモデルとか。成功例がいくつか立ち上がり始めているのだという話とか。
API提供者とマッシュアップ技術者は共存共栄、情報交換をもっとするのがいいと思うのだけど、このイベントはその認識をさらに強めてくれました。

自分のプレゼン技術からいうと、この日はまず時間長めに話してしまったのが反省点!PCに時計ついてるしと思っても、話している途中たとえばパワポ全画面にしてたら見えないわけで、字のでかいクッキングタイマーなど持っていくべきだとひしひしと感じた。それと実際に動かすときちょっと冗長な動作をしてしまった。以後はリハは具体的に(動作が重い場合も想定しながら)やるべし。
その他の点では、マイクに声を入れられたし、聴衆の方々を見ながら話せたのはよかった。資料も見やすく改良したし。
次の機会はいつか、さらに上達したいところです。